2012-01-01から1年間の記事一覧

女郎花

オミナエシ2012/8谷戸 古今和歌集にも出てくる「花」で 平安時代から愛されている花である 今の時代の若者は 此の花を賞して 何と言うのであろう「ダサイ」であろうか?

安全運転してね!

案山子2012/8月町田図師 お役目ご苦労さん 谷戸の田圃もそろそろ 刈り入れに入る お陰さんで 豊作の様だ 来年迄 納屋でお休み 飯の好きな庭師も 昔のように食は進まない が コメの品種も改良され 旨いコメが出回っている そろそろ「新米」が出る 故郷千葉米…

アオサギ

[ アカガエル 8/28日 五反田谷戸 アオサギ 8/28日 五反田谷戸 足元を横切る物が居た アカガエルであった 戦中 戦後は食う物が乏しかった 食える物は何でも食べた カタツムリ タニシ イナゴ ハチノコ ヘビ カエル 中でもアカガエルは 鶏肉を食べて居るが如く…

案山子

案山子カカシ2012/8月町田図師 今の時代 本気でカカシを立てる人は居ない 季節の「アート」として 遊び心で建てたのであろう 建てる人の絵心が計り知れて面白い。

天命

[ ショウリョウバッタの最期2012/8末 五反田谷戸 暑い日が続くが暑さの為に「昇天」したのでは無かろう 自然の中を存分に飛び回り 悔いのない一生を全うしたろう。 一生の終わり方が「絵」に成る 其処まで考えて居るしか思えない 命果てた後も四季折々の変化…

国境

2012/7月羽田に向う 国境を接する体験の無かった庭師には 海の上の目に見えない国境の線の 意味深い物を感じた。 飛行機に乗って「耳石」に狂いが出たのか 体調がすぐれない日が 暫く続く 飛行機に乗る機会は良くあったが 時差ボケでは無い この様な状態に落…

働かざる者

2012/7月カモメ礼文 カモメに「餌」を与えないで下さい だがカモメは往来の傍らに 立ち尽くす 何人かに一人「餌」を与える人が居るからだ 此の姿を見ると戦後の「ガード下」を思い浮かべる 傷痍軍人の悲痛にも聞えるアコーデオンの響き・・・ 岩礁に向かって…

香り

2012/7月花の名調べ中?礼文 礼文の昆布を たらふく食べた「ウニ」は 香りが違う 磯の昆布の香りが鼻に抜ける 「たまんねいなー」独り言を言いながらうに丼をほうばる ウニの種類には二種類ある エゾバフンウニとキタムラサキウニ エゾバフンウニは高値で旨い

殆んど中毒

2o12/7 ツリガネニンジン?礼文 残念な事に 花の季節には2W程遅かった 出会いはその年の天候にも依る 薄手のフリースを着ても肌が冷える 「男山」(旭川の地酒)が切れたか体の芯が冷える 昼が来るのが待ちどうしい。

馬鹿大(デカ)

2012/7 カライトソウ 礼文 ワレモコウの仲間だそうで 似ては居るが 焼けに細長い 10倍位有りやしないか? 此方に来たら何でも大きい様な気がする 焼いたイカの一串もデカく 食の細い庭師には 往生する。カキの一粒にしても然り。

石炭ストーブ

2012/7月礼文島のストーブ 火は入って居なかったが 見るからにドッシリした ストーブが置いて有った つい庭師はストーブを指で弾いて見た 鋳物の厚さを知りたかった 結構な物だ 船を待つ間 皆ストーブを囲み お国訛りが 飛び交わった事だろう 夏場はその必要…

最北限のトイレ

礼文島スコトン岬2012/7月 トイレの入り口の上を見たら「最北限のトイレ」と 書かれていた それが如何した言われれば其れまでだが 庭師は岬の突端で樺太に向かって 放尿したかった。 が いかにせん 粗チンで増してや 此の所 圧力低下 激しく吹く風にあおられ…

探検家

間宮林蔵2012/7宗谷岬 江戸の時代の探検家であった「林蔵」は樺太 今はサハリンが大陸と繋がって居ない事を 見極める 其れが軍事的に重要になる。 庭師はブログの中では「政治」には踏み込まない方針ですので 此れまでとする。 「マミヤ」と言うと庭師がS3…

北のエーデルワイス

レブンウスユキソウ礼文島2012/7月 ヨーロッパアルプスでは「エーデルワイス」 と呼ばれ国章に成って居る国もあり 唄にもなり親しまれて居る花です レブンウスユキソウもその仲間です 曇り時々雨 風は絶え間なく吹き付ける 悪条件 地に這うような小柄な花だ…

乙女らは・・・

最後の声 宗谷岬に立つ2012/7月 晴れて居れば樺太が見える 終戦も過ぎた8月20日 宗谷岬の突端の町 真岡は侵入してきたソ連軍と 激しい戦闘状態に 突入して居た 其の最中電話交換の業務をして居た九人は 最期と思い 身に着けていた 睡眠薬と青酸カリを飲み…

ハマナス

ハマナス2012/7月礼文島 濃い蒼い海によく似合う 鮮やかな色合いが 北の海によく似合う 過ぎ去った幾多の事がらを知る海に ハマナスの花は何を呼び掛けて居るのやら・・・

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ2012/7月礼文島 生憎の天気である 貯金を叩いて注ぎ込んだ旅費だが 花は笑って呉れなかった でも旨い ウニ ホタテ ボタンエビ 毛が二 堪能しました ウニどんぶりの香り 味 舌触り脳裡に収めて有ります。

イブキジャコウソウ

2012/7月礼文島 風が吹き抜けるので 背丈の大きい植物は無い イブキジャコウソウも地を這う様に咲いて居る 利尻 礼文には本土では高山に咲く花が 海抜 ゼロメートルから見られる 老いた庭師には丁度良い。

簪(カンザシ)

2012/7/29宗谷岬に咲く 「ハマカンザシ」 羽田を立ち2時間弱で稚内 妻が若かった時代女友達と北海道の旅を した話を半世紀前に聞いたが 石炭列車で難行苦行 大変な旅であった様だ 今は当時の話を知る人が少ない 天気の良くない日の「ハマカンザシ」小刻みに…

参る

ブットレア7 2011/7月房総 明日からツアーで利尻 礼文に行く 町田から離れたことの少ない 庭師が 海を隔てた北海道に行くのは 義妹の法事以来である 仏事の後の観光は 「良くない」との言い伝えが有るので 今回のツアー参加となった 目的は花の撮影だが 食…

コナギ

万松寺谷戸 小野路南の谷戸 コナギの見られる所は 水の張られた 休耕田に見られる 爽やかな色で咲く様は 何とも言い難い 水稲耕作の伝播と共に東南アジアから遣って来たと言うから 数千年前の事 イノシシ タヌキ 飛び回っていた時代からの 住人なので一目置…

サルスベリ

2011/7月 七国山 ヒャクジッコウ(百日紅)花が咲いて 100日咲いて居る 事から名は付けられた 3か月もの間楽しませて呉れる分けだ 色も数多く小さく咲く 改良品種も有り夏を彩る演出を大いに高めて居る カーサンが「戸袋に大きな蜂が出入りしてる」と報告が…

シオカラトンボ

塩辛蜻蛉 2011/7月 五反田谷戸 シオカラ蜻蛉は「塩辛」とは何ら関係ない ただ体が「塩」を降り掛けた様に白いので そう呼ばれる様に成った 「とんぼつり 今日は何処まで 行ったやら」 茜色に染まった 夕空には無数のトンボが 飛び交わって居る 門前で 帰らぬ…

早起き

ミソハギ2011/7月 五反田谷戸 高らかに囀る「ホトトギス」の声に起こされた 鳴き声を「テッペンカケタカ」や「特許許可局」等に なぞらえられている渡り鳥 毛虫等が好物でその時期に合わせて遣って来る 自分では子育てはしないで もっぱら「托卵」托卵された…

梅雨明け

ムヨウラン2011/7月七国山 梅雨明け葉のない腐生ランです。遠くからでは目立ちませんが、近くで見るととても美しい花をしています ヒグラシが鳴いて居たので そろそろ梅雨が明けると思って居たら 「梅雨が明けた模様」と自信なさ気に発表 蝉だって「高らか」…

鎌倉古道

ノカンゾウ 2012/7月野津田公園 此の所「ノカンゾウ」の花を見かけない 貴重な出会いである 「ヤブカンゾウ」(八重咲き)は 良く見掛けるのだが 野生動物が好んで食べあさるのだろうか? 庭師も此の若芽 蕾の花の天ぷらが好きだ 人間が好むものは動物も好き…

山百合(鳳来寺百合)

2012/7月七国山「ヤマユリ」 種から花が咲くまで 早くも5年は掛かる 此処に多くの山百合が咲く様に成ったのも 多くの人たちの見守りと 手入れが有るからです 時には心無い人が持ち帰ったり 風で折れたりし 咲かない時も有った 歳を追う毎に咲く花の数も増えた…

菜殻火

菜殻火 7/11日 七国山 「菜殻火の 夏巡り来て 友偲ぶ」 炊き上がる 炎 炎に押され 天に舞う 菜の亡骸 友も一人去り 又去り その都度に 巡る走馬灯 消える事無く色鮮やかにゆらりと回る 早めのお盆の迎え火と成った。

花と棘

ノアザミ 五反田谷戸 アザミの種類は多く日本には60種程あると言う 昔 ノルウエーの侵略から「城」を守った花アザミは スコットランドの国花と成り紋章と成って居る。 アザミの歌を大きな声で歌って居た姉もアザミの園に旅立って久しい 庭師は「山男」の歌…

確かに

k*1341697036*和名「マツカサギク」 ルドベキア 2010/6月七国山 北アメリカ原産。明治中期に渡来。 ・夏から秋にかけて開花。花は大小あり。 ・いろんな種類がある。 ・「ルドベッキア」とも読む と花の解説には有る 背丈は高いし草地を 占領して居る様は …