2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

金平糖

甘いものの乏しい頃 兄が素敵なガラスの瓶に 入ったった金平糖を「これ見よ」と 言わんばかりに 振りかざしながら ホウバリシャブっているコンペン糖が欲しくっ欲しくって 泣きながら追いかけたが 貰うことが出来なかった。

名前

女子バレーを見て 名前を見ていたら昔と変わったもんだと思う スズナ アスカ サンドラ シズク ホノカ 昔の雪子 幸子 静子 ではない 何か異国でバレーボールの試合を 見ているのでと勘違いするほどだ。

椅子

「猫ミー」と椅子を取り合う事がしばしばある 他愛も無い事だが最後は庭師が折れる 猫ミーを載せたまま移動して 違う椅子でCPを打つ 二人と一匹の生活では一人が欠ければ寂しいもので 外歩きが好きな猫ミーが 中々帰らない時には二人で心配する。

喪中のハガキ

此の時期に成ると「喪中」を知らせるハガキが多くなる 庭師にしてみれば 叔父や叔母やその親族 面識もないしあったこともない いいんです 何かしなくちゃ と思い悩まされるのは庭師だけだろうか?

カマキリ

緑色の大きな「カマキリ」が戸袋のの下の辺りを歩いていた 猫みーの目線それを捉えた 歩きに連れて猫の顔が動く やおら手を出し触ってみる カマキリは歩を早め隙間に入る 猫ミーは必死に手を伸ばし引き摺り出す よく見るとお腹が大きい「猫みーよ もう虐める…

 晴れ姿

土俵の砂かぶりで 相撲を観戦するのが庭師の 一つの夢である 相撲好きは親譲りであると思う 其の父親の血を受けたか 庭師も大の相撲好き 所作 雰囲気 廻し姿 髷姿 鬢付け油の香り漂わせて 雪駄の音をさせながら 闊歩(かっぽ)する力士の姿を思うだけで楽し…

出入り

二人と猫一匹の我が家に人の出入りが激しい やれ薬は飲んだか お通じはあったか 飯は食ったか 散歩はしたか よく眠れたか 耳鳴りはしないか 具合の悪いところはないか 今の所は乾燥肌の「痒み」が取れればいいが ゆっくり横にも慣れないね。

黄色い蝶

ヒラヒラと黄色い蝶が飛ぶ 笑点出演の落語家木久蔵を思わせる フラフラ ヨタヨタ 行方が定まらず 上がったり下ったりして黄色い点はやがて 視界から消えた 穏やかな日和 菊花展でも覗いて見るか。

パレード

両殿下の祝賀のパレードをTVで見た 戦中生まれの庭師には只々穏やかには祝賀は出来なかった さて置き季節は進んでいる 木々の葉も色付き一枚二枚と地に落ち始めた カメラを持って散歩に出たいが今日は雨 猫のミーを抱いてボケーとするしか無いか。

柚子

大分黄ばんで在り処が 分かるように成ってきた 取ろうとすると 長い尖った 枝が取られるのを 拒むがごとくに拒否して来る どうにか2つほど取り庭師は退散 輪切りにして砂糖漬けにする しっとりするまでしばらくお預け・・・

挨拶

朝初めて顔を合わせた時に 交わす言葉は「お早う」です 二人と一匹の家族暮らし 猫のミーは唯ミヤーミヤー言うだけで会話には成らない 何処か草原でも散歩して来たのだろう 身体がビショビショ 身体を拭いて上げたら もう寝る準備身勝手なもんだ。

出張診療

主治医K医師が看護師を従えて 庭師の家に破って来た診療の合間を縫っての事だ 心房細動成る持病は此所収まっている 別段往診の必要は無いのだが庭師には後ろめたい気持ちがある 飲むべき薬を此の数ヶ月飲んでいない 風の便りに先生の耳に届いたか?「出た薬は…