2012-01-01から1年間の記事一覧

冬蕨

「冬蕨」 五反田谷戸 この時期になると10センチ程になる 「蕨」と言うからには食べられるかと思へども 食べたと言うことも聞かないし 食べられると言う 記述も無い 庭師も食べてみたい気にはならない この蕨の行く末は見届けてないが どうなるのか?

年月

[ 「沈む野仏」鎌倉街道 野津田 数十年前より 沈み込み傾きも増した様だ いずれ長い年月には 地の中に埋もれ 忘れ去られるであろう 街道筋を歩く 旅人の無事を祈って近隣の村人が建てたものと思われる。牡丹園の前にも野仏があり 道行く人が手を合わせる姿が…

同窓会

「一碧湖」2,012/12 中学時代の東京地区在住の同窓会を 伊東温泉であった 8名が集まり 唖々でもない こうでもない 餓鬼の頃に 戻り 田舎言葉丸出しでの会話 忘れていた方言が飛び交い 目が覚めたら 外出着のままであった。 ※ 「猫の手」も借りたい 庭師は暮…

「多羅葉」の樹 2012/10慈光寺 紙のない時代 多羅葉の裏に硬い物で 文字や絵を書くと やがてそこが黒く変色する。 日本に文字が伝えられたのは4〜5世紀 百済(くだら)から 仏教と共に紙が伝えられた 紙のない時代に 利用されたのが 多羅葉である ハガキの…

彫り物 柱と欄間2012/10月 慈光寺 今の時代 此れだけの精密な彫り物を彫る事の 出来る職人が居るだろうか? 四メートルは有ろうと思われる 欅の柱に単純に 見える図柄を見事に彫り上げてある かってのカメラレンズメーカーの技術者として だだ感心し 尊敬の…

塔婆

慈光寺 空海書の石塔婆 2012/10月 大きい石塔婆である 地元産の青石に梵字が書かれている 平安の時代からここに祀られていると考えると 時の重み 時代の流れ 歴史の変わりを感じおろそかに 時をやり過ごしては成らないと感ずる 庭師は行先は案じない 振り返…

申(さる)

都幾川村慈光寺 猿の彫り物 2012/10月 天明3年浅間山の大噴火があった 「天明の大飢饉」の最中村の石工が願いを込めて彫り上げた 村の山から産出される石を使い 一揆 焼き討ち 打ち壊しが 治まり安泰な世の中になることを願いつつ。

大内宿 2012/10月 傘を差して宿の観光はやめにし 「ネギと蕎麦」で紹介した 蕎麦を楽しむことにした。 いずれ劣らぬ観光地 人のにぎあいは雨をもしのぶ この勢いが世の活性化と成ればと思う。

色付く

袋田の滝2012/10月 紅葉を期待し訪れたのだが ちょいと早すぎた どんピシャリと行かぬところが世の常 エレベーターに乗り滝を望むと滝全てが望める 華厳の滝 那智の滝 袋田の滝と日本三瀑布と 称されているそうだが 他の二滝の様に 滝壺に 落ちる水の響きが…

ネギと蕎麦

2012/10月大内宿「ネギで食う蕎麦」 体験してみないと 興味満々冷たいのを一杯注文 @1050円 安い高いは言うまい 蕎麦には冷や汁とおかかが掛かっていて 曲がった「ねぎ」が 一本添えてある ネギで救ってそばをすすり ネギをかじる ネギの辛味に誘われて…

アカマンマ

イヌダテーアカマンマ2012/10七国山 一面に咲いている「アカマンマ」の花を見ると 幼心が蘇る 昔の生まれ育った山河が脳裏に浮かぶ 一人去り二人と去りし古里に残る友は息災か? 人知れず去りゆく友あり 生まれし時に 帰った友あり いずれまた 自分も朽ちて…

蕎麦の収穫

ノコンギク 2012/10月七国山 蕎麦の実も黒く実り 七国山の近辺の蕎麦畑は 取り入れで忙しい 刈り取り次第 実 を取りふるいにかけ選別する 新そばのぢるのも間近であろう。 ノコンギクの咲く林の下刈りが始まったので ノコンギクは残してもらった 株によって …

秋めく

秋 コスモス 五反田谷戸2012/10月 もう少し風情を楽しみたくて 次郎柿を数個残しておいたが ムクドリのやつめが来てついばみ始めたそれも風情かと数個残して取り入れる事にした。 へたの方にほんのり渋味があるがしやっきりした歯ざわりが良い柿の好きな親爺…

雨後のキノコ

マツタケならば〃 ジワリと寒さが増すと 侘しさも付いてくる このままの時期が続いて欲しいと思う このところの天気予報は よく当たる そのために仕事もし易いが反面面白みが失われた 人生山谷変化があってこそ楽しいのだと思う。

鶏頭

ケイトウ 2012/10月 薬師池公園 鶏頭(ケイトウ)を見 その足でニワトリ小屋へ 行って雄鶏の頭をしみじみ眺めた 確かに似ている が色艶が良くない 栄養の為か 歳のせいか 折曲って垂れ下がっている 寄って来た鳥達庭師は あげるものを持ち合わせないので早々…

血を吐く

ホトトギス2012/9月 薬師池公園 ホトトギスの口は赤いそうだ 泣き叫んだ挙句 血で口が真っ赤に染まっのだそうな (中国の故事よる)秋にこの鳥が鳴くと「冬」が来ると知り 冬支度が忙しくなる 今は年中無休のスーパーがありその必要が無いが 地方に依っては…

ダンギク

ダンギク 2012.9月薬師池公園 年寄りには応えた暑い夏が過ぎ しのぎ良い季節となった 有り難い物で日本には四季があり ボーッとして居る 庭師にも季節の風が吹き 変わり目を教えてくれる 「松」のある家を回って「松の手入れ」をしなければならない 季…

あの当時は

[ サツマイモ(ベニアズマ) 一番苗(最初に発芽した苗)を畑に植え 成長した 先端を5節程切り取り 植え 其れを繰り返したので イモの株が多く成った 不味いサツマイモで育った庭師は サツマイモが 命の恩人に思える 米に事欠き昼の弁当にサツマ2本の時も…

秋は良い

ハギ 2012/9月 薬師池公園 毎日の庭仕事は体に応えるので一日間隔に 仕事をしている 今日はその中日 野良仕事に出掛ける事にする 軽食(サンドイッチ)と飲み物(ビール)出来上がらない様に 350CC2本にした。

言う事ない

ナンテンハギ2012/9月薬師池公園 サツマイモ(ベニアズマ)を掘り知人宅に宅配した お返しにと頂いた「新米」香り 粘り 味が違うね お米好きの庭師には新米と旨い日本酒に刺身があれば もう大満足これ以上の幸せはない。

駆け足

獲物を狙う 薬師池公園2012/9月 テレビの無い時代 ラジオだけが台風の接近を 知る手掛かりだった 其れを持つオヤジの指示で 「壕」に避難する事に成った 壕の中は静かで心が静まる思いであった 翌朝飛ばされず無事であった母屋を見「ホッ」 とした。

焼きを入れねば

ススキとヒガンバナ 2012/9/26日七国山 久々に「庭の手入れ」の仕事に出る 体が鈍って居る事が体の動きで判る う血性心不全で退院して一年余り 主侍医からペースダウンした生活を する様心掛けるて日々暮らす様にと 忠告去れた事を思い出す。

彼岸花

ニラとツルボとソバの花 9/26 七国山 ウツ病に落居っている間に 秋がどんどん 行って仕舞いそうだ ツルボの花の淡い紫 ニラの花ソバの白さ 赤い蜻蛉が増えたように思う 秋色に染まる空模様 友人の写真展を覗く。

墓参り

ツリガネニンジン 五反田谷戸 彼岸 故郷の先祖の墓参りに出掛ける 億劫だと思われるが 先祖の墓守をして居る兄さんが 首を長くして待って居ると想うと足を向けようと 決心し出掛ける事にする 日帰りするとカーサンに告げたら「泊まって来たら」と言う 成り行…

秋の長雨

取り入れも済んで 五反田谷戸 雨の降りが激しいと 霧除けに落ちる音が違って聞こえる 寝て居る時にはたまらない 目が覚めて眠れた物では無い 虚ろ虚ろの夜が明け 今朝は寝不足気味だ 雲の塊が激しく北へ動く 此の悪天候も今暫くの辛抱 過ぎた後の後始末が思…

ネコジャラシ

キンエノコロ 町田市野津田町 エノコロ草で猫を思い出し 外飼いの 猫を見に行く 猫背がヒトコブラクダの様に 盛り上がり 其の内ラクダに変身するのでは 無いかと楽しみにしている 目もパッチリして居て 顔立ちも確りして居る 長い年月我が家の家族を癒やして…

ソバのはな

2011・9七国山 七国山の景観を楽しんで貰おうと 秋にはソバ ひまわり 春には 菜の花 蕎麦の花の蜜を求めて 野生の蜜蜂が 飛び交わって居る 町の蕎麦屋さんにも「新ソバ」が出回る時期 新ソバの香りは 蕎麦好きの庭師には 溜まりません。

早朝会議

キツネノカミソリ 七国山 まだ明けぬかと言う時間に 伝令のカラスが 触れ回る 起きたカラスは 4羽 7羽と連れ立って 南の方向に向かう 行く先は川崎か横浜か? 昨日の中華は旨かった 二日続けての中華は嫌だね 何て言いながら 今日は何処まで飛んだやら。

かのこ

サネカズラの花 2012/9 自宅 しみじみ花を観賞した事は無かった 寒さが増すに 従って「鹿の子」〔和菓子〕の様に 変化する様が 愛らしく思えて 楽しんで居る 中の緑の実がやがて真っ赤に熟し和菓子のカノコのような風合いで ぷらりぷらりと揺れ動く。 ※武士…

百日紅

サルスベリ 2012/9/07日 自宅 暑い最中 太陽に向かって咲き誇る 逞しさを感じる花である サルスベリに元気を貰い 厳しい残暑を乗り切ろう カーサンの陶芸展を覗いて見た 皆大物で力作揃い 庭師もごろごろ夏を過ごして居てはいけないと思った。