2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

案山子

案山子カカシ2012/8月町田図師 今の時代 本気でカカシを立てる人は居ない 季節の「アート」として 遊び心で建てたのであろう 建てる人の絵心が計り知れて面白い。

天命

[ ショウリョウバッタの最期2012/8末 五反田谷戸 暑い日が続くが暑さの為に「昇天」したのでは無かろう 自然の中を存分に飛び回り 悔いのない一生を全うしたろう。 一生の終わり方が「絵」に成る 其処まで考えて居るしか思えない 命果てた後も四季折々の変化…

国境

2012/7月羽田に向う 国境を接する体験の無かった庭師には 海の上の目に見えない国境の線の 意味深い物を感じた。 飛行機に乗って「耳石」に狂いが出たのか 体調がすぐれない日が 暫く続く 飛行機に乗る機会は良くあったが 時差ボケでは無い この様な状態に落…

働かざる者

2012/7月カモメ礼文 カモメに「餌」を与えないで下さい だがカモメは往来の傍らに 立ち尽くす 何人かに一人「餌」を与える人が居るからだ 此の姿を見ると戦後の「ガード下」を思い浮かべる 傷痍軍人の悲痛にも聞えるアコーデオンの響き・・・ 岩礁に向かって…

香り

2012/7月花の名調べ中?礼文 礼文の昆布を たらふく食べた「ウニ」は 香りが違う 磯の昆布の香りが鼻に抜ける 「たまんねいなー」独り言を言いながらうに丼をほうばる ウニの種類には二種類ある エゾバフンウニとキタムラサキウニ エゾバフンウニは高値で旨い

殆んど中毒

2o12/7 ツリガネニンジン?礼文 残念な事に 花の季節には2W程遅かった 出会いはその年の天候にも依る 薄手のフリースを着ても肌が冷える 「男山」(旭川の地酒)が切れたか体の芯が冷える 昼が来るのが待ちどうしい。

馬鹿大(デカ)

2012/7 カライトソウ 礼文 ワレモコウの仲間だそうで 似ては居るが 焼けに細長い 10倍位有りやしないか? 此方に来たら何でも大きい様な気がする 焼いたイカの一串もデカく 食の細い庭師には 往生する。カキの一粒にしても然り。

石炭ストーブ

2012/7月礼文島のストーブ 火は入って居なかったが 見るからにドッシリした ストーブが置いて有った つい庭師はストーブを指で弾いて見た 鋳物の厚さを知りたかった 結構な物だ 船を待つ間 皆ストーブを囲み お国訛りが 飛び交わった事だろう 夏場はその必要…

最北限のトイレ

礼文島スコトン岬2012/7月 トイレの入り口の上を見たら「最北限のトイレ」と 書かれていた それが如何した言われれば其れまでだが 庭師は岬の突端で樺太に向かって 放尿したかった。 が いかにせん 粗チンで増してや 此の所 圧力低下 激しく吹く風にあおられ…

探検家

間宮林蔵2012/7宗谷岬 江戸の時代の探検家であった「林蔵」は樺太 今はサハリンが大陸と繋がって居ない事を 見極める 其れが軍事的に重要になる。 庭師はブログの中では「政治」には踏み込まない方針ですので 此れまでとする。 「マミヤ」と言うと庭師がS3…

北のエーデルワイス

レブンウスユキソウ礼文島2012/7月 ヨーロッパアルプスでは「エーデルワイス」 と呼ばれ国章に成って居る国もあり 唄にもなり親しまれて居る花です レブンウスユキソウもその仲間です 曇り時々雨 風は絶え間なく吹き付ける 悪条件 地に這うような小柄な花だ…

乙女らは・・・

最後の声 宗谷岬に立つ2012/7月 晴れて居れば樺太が見える 終戦も過ぎた8月20日 宗谷岬の突端の町 真岡は侵入してきたソ連軍と 激しい戦闘状態に 突入して居た 其の最中電話交換の業務をして居た九人は 最期と思い 身に着けていた 睡眠薬と青酸カリを飲み…

ハマナス

ハマナス2012/7月礼文島 濃い蒼い海によく似合う 鮮やかな色合いが 北の海によく似合う 過ぎ去った幾多の事がらを知る海に ハマナスの花は何を呼び掛けて居るのやら・・・

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ2012/7月礼文島 生憎の天気である 貯金を叩いて注ぎ込んだ旅費だが 花は笑って呉れなかった でも旨い ウニ ホタテ ボタンエビ 毛が二 堪能しました ウニどんぶりの香り 味 舌触り脳裡に収めて有ります。

イブキジャコウソウ

2012/7月礼文島 風が吹き抜けるので 背丈の大きい植物は無い イブキジャコウソウも地を這う様に咲いて居る 利尻 礼文には本土では高山に咲く花が 海抜 ゼロメートルから見られる 老いた庭師には丁度良い。

簪(カンザシ)

2012/7/29宗谷岬に咲く 「ハマカンザシ」 羽田を立ち2時間弱で稚内 妻が若かった時代女友達と北海道の旅を した話を半世紀前に聞いたが 石炭列車で難行苦行 大変な旅であった様だ 今は当時の話を知る人が少ない 天気の良くない日の「ハマカンザシ」小刻みに…