暖簾―のれん



 
 くぐりたい暖簾 躊躇する暖簾 憧れの暖簾
店の看板暖簾には 店主は命を懸けて 「掲げて」店を
明けるのだと思う サッと暖簾を払い入れば 威勢のいい
掛け声が掛かる 「何に致しますか」「上等なのをお任せで」
何て言ってみたいね ウナギの季節故郷へ墓参りを兼ねて行ってくるか。