枯れ葉舞う

 庭に散る雑木林の葉を 目で追って楽しんでいると 猫のみー は 追いかけ 跳び上がり捕える事に夢中う その樣は真剣そのもの まん丸く見開いた目は今にも零れそうだ 無我になれる事は動物本来の「猟」をして糧を得て命つなげる と見たり 今の自分はなんだろう すっかりふ抜けた蒸しパンのようなもんだ。