股旅


野仏(町田鎌倉街道脇道)
田舎の村に決まった季節に 旅の一座が遣って来る
一日二日で次の村へ 出し物は土地柄も有ろうが
笹川の繁造 飯岡の助五郎 この両人が出てこ無ければ
始まらない
村々には任侠の血を引く親分さんが居て祭り仕切っていた
旅の途中で命を落とせば野仏として 葬られた。