赤の侘助
 侘助は良く茶花に使われる
茶室にそれとなく一輪だけ ひっそりと生けられる
招かれた客人は其れを見て 何を感じるか 何を感じさせるか
 武士は「椿の類」は 忌み嫌った 屋敷には椿の樹は植えなかった          
 ポロリと落ちるは縁起でもないのだ 現代社会にも通ずるようだ。
 ※ 実際には武家屋敷では愛されていた 改良も盛んで新種も多く
   作られていた。忌み嫌ったと言うのは明治以降の俗説の様だ。