外套


   自宅 蝋梅の木

 外套でお馴染みは「金色夜叉」の貫一が
熱海の海岸で お宮を朴歯の高下駄で蹴る時に
はをっていたのが「外套」
 和服仕立て職人であった義父の 形見分けに
貰った「和服用外套」あの貫一其の物である
暫く袖を通して居ないが爺いに成った「貫一」の気分で
袖を通して見るか。

 ※まるでミノムシである
  ミノムシは寒さを避けるため
  この様な袋の中で冬を過ごす。