報知器


      箱根ガラスの森

 火事です 火事ですの声えに 庭師は飛び起きた 何時も聞き馴染んだカーサンの声では無く 若い女性の声である「私は女性の所に泊まり込み 火事に合ったか?」と思いつつ窓と言う窓を開け放ち 煙を追い出す 其れに代わって冷気が入り庭師も我に返る ストーブの奴メ
火災報知器とグルに成り 庭師を驚かしやがる。